Squall スコール

誰か人を好きになる気持ちは、突然の雨に似ています。

すれ違ってすれ違って

一浪して大学入学が決まった時に、


高校の頃ずっと片思いだった先輩からお誘いがあった。


受験のこととか、今後のこととか話ききたいから、近くのカフェで話さないか、


と。


私にとっては、いきなりそんなこと言われるなんて、


予想だにしてなかったからとにかくビックリして、


“ママ~!!○○先輩に誘われた~!!どーしよー!!”


と、まず近くにいた親に相談することに。


“じゃあまず化粧して行きなさい”


とマッマ。化粧道具一式、貸してくれた。


私ずっとすっぴんだったもんねー。


綺麗にしていくうちにちょっと自信が出てきて、


無事挑む?ことが出来た。


先輩は、高校在学中ずっと傍にいて勉強を教えてくれたり、


困った時に助けてくれた人だが、お付き合いすることはなかった。


私のことを、恋愛対象として見られない、とのことだった。




大学で、それこそ身近にチャンスがないこともなかったし、


むしろ先輩より親切で性格良くて、って子もいたけど、


私は彼らを恋愛対象としては見ることが出来なかった。


色々すれ違って、すれ違って、


日々は過ぎてしまった。